愛車に最高級の輝きとプロテクションを!三重県松阪市にある板金塗装「REAL M's BODY(リアルエムズボディー)」です。今回は、カーボンパーツの現在の製作と、今後の野望について少しお話ししたいと思います😊
カーボンファイバーは、その軽量性と強度の高さから、自動車業界をはじめとする多くの分野で重宝されています。REAL M's BODY(リアルエムズボディー)では、カーボンパーツの製造を取り入れ、製品の品質と製造効率を向上させています。
カーボンパーツとは
カーボンパーツ:インフュージョン製法<軽量で強靭な素材!> | リアルエムズボディー
カーボンファイバーは、非常に強くて軽量な素材で、主に炭素の微細な繊維から構成されています。これらの繊維は、直径が約5〜10マイクロメートル(マイクロン)程度の極細の炭素結晶で、主に炭素原子の連鎖によって形成されています。
※写真はイメージです。
カーボンパーツの成形方法
カーボンファイバーは、その高い強度と軽量性で知られる素材ですが、これを部品や製品に変えるには様々な成形方法があります。
主要な方法にはオートクレーブ成形、樹脂注入成形(RTM)、バキュームインフュージョン成形、プレス成型が含まれます。これらの技術は、それぞれ特有の利点と用途があり、製品の要求仕様に応じて選択されます。
オートクレーブ成形
オートクレーブ成形は、特にドライカーボン製品の製造において重要な方法です。このプロセスでは、カーボン繊維のプリプレグ(事前に樹脂が含侵された繊維)を型に配置し、オートクレーブと呼ばれる特殊な加圧炉で加熱と圧力を適用します。この方法では、高温と高圧を利用して樹脂を硬化させ、非常に均一で高密度なカーボンファイバー複合材料を作り出します。結果として得られるドライカーボンは、軽量でありながら極めて高い強度と剛性を持ち、航空宇宙やモータースポーツなどの要求の厳しい用途に適しています。
RTM成形とバキュームインフュージョン成形
RTM成形(樹脂注入成形)は、閉じた型の中に樹脂を注入し、繊維に浸透させて硬化させる方法です。この技術は、複雑な形状の部品に適しており、高い寸法精度と良好な表面仕上げが得られます。一方、バキュームインフュージョン成形は、型の内部を真空状態にして樹脂を繊維に吸い込ませる方法で、余分な樹脂が少なく、軽量で均一なカーボンパーツを製造できます。
プレス成型
プレス成型は、熱と圧力を用いてカーボン繊維と樹脂を型の中で硬化させる技術です。この方法は、大量生産に適しており、比較的短時間で一貫した品質の部品を製造できます。
ウェットカーボンとドライカーボンの違い
カーボンパーツは一般的にウェットカーボンとドライカーボンの2種類に分類されます。ウェットカーボンは、樹脂が繊維に手作業で塗布される方法で製造され、比較的低コストですが、ドライカーボンに比べて重く、樹脂含有量が多い傾向があります。一方、ドライカーボンはオートクレーブ成形で製造され、樹脂含有量が最適化されており、軽量で高強度な製品が得られます。
バキュームインフュージョン成形の特徴
当社では現在RTM成形とバキュームインフュージョン成形を採用しています。最近では、バキュームインフュージョン成形に特化しており、カーボンファイバー製品製造を強化していきたいと閑雅ておりますm(__)m
精密な製品を効率的に、かつ環境に優しく製造するための技術を磨いております。
バキュームインフュージョン成形のプロセス
バキュームインフュージョン成形は、カーボン繊維布を型に配置し、その上に真空バッグを設置して空気を抜き、真空状態を作り出します。次に、樹脂を注入し、真空の力を利用してカーボン繊維全体に均一に浸透させます。この方法では、樹脂が繊維の隙間を完全に満たし、高い品質と均一性を持った複合材料を形成しています。
カーボンパーツ:インフュージョン製法<軽量で強靭な素材!> | リアルエムズボディー
メリット
- 高品質な製品: 真空状態で樹脂を注入することにより、気泡の発生を大幅に減少させ、非常に均一で強度の高い製品を製造できます。
- 軽量化: 必要最小限の樹脂を使用するため、製品はより軽量になります。
- コスト効率: 上型を使用せず、樹脂の使用量を最適化することで、製造コストを削減できます。また、型自体も安価に製作可能であり、小ロット生産やカスタム製品にも適しています。
- 環境に優しい: 樹脂の過剰な使用を避けることで、廃棄物を減らし、製造段階での環境負荷を低減します。
現在、当社では、バキュームインフュージョン成形を用いて、自動車用エアロパーツを製造しています。
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今後の展開:3Dスキャナー・3Dプリンターを活用した開発
最近の技術により、3Dスキャナーと3Dプリンターの活用がカーボンパーツ製造に革命をもたらしています!3Dスキャナーで車両の正確なデータを取得し、そのデータを基に3D CADでパーツを設計、3Dプリンターでマスター型を製作することで、製造プロセスの大幅な時間短縮とコスト削減が実現すると言われています😄精度を大幅に向上させ、左右対称の精度にも間違いがありません!これを当社でできたら、、、と考えるとワクワクしますね😄
まとめ
現在、リアルエムズボディーではバキュームインフュージョン成形を駆使して、高品質なカーボンファイバー製品を製造しています。この方法は、その精度と効率性で業界内でも評価されており、当社の製品が信頼されている理由の一つとなっています。しかし、ここで満足することなく、次のステップを目指していきたいと考えております!
今後は、3Dスキャナーや3Dプリンターといった最新の技術を活用し、製造工程のさらなる進化を図っていきたいと思います。技術を取り入れることで、製品開発のスピードを上げ、コストを削減し、さらには製品の精度を向上させることが可能にさせたいと思っております。3D技術により、左右対称の精度も、より高い品質で迅速に対応できるようになります。
お客様にさらに価値の高い製品とサービスを提供していきたいと考えています。当社の今後の動向に、ぜひご期待いただき、今後ともリアルエムズボディーをよろしくお願いいたします😊
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またラッピングフィルムやプロテクションフィルムとは別に、一般的な自動車事故の保険対応ももちろんやっております!
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車好きだからこそ分かる、愛車を大事にしたい気持ちに寄り添います^^
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