最高の輝きを保つために必要なこと

ボディーコーティングに求めるのは美観より保護、保護出来る事により美観が保たれるのだと考えます。
はじめて購入した自分の車は、週に一度は洗車をしその度に固形ワックスを塗りたくっていました。
なぜか塗れば塗るほど艶が増すと思い込んでいたのです。
車好きだからこそ伝えたい・・・ なぜこの環境にたどり着いたのか。

施工環境 / 設備と作業について

■ 洗車~コーティング作業まで完全室内作業

当社では洗車~コーティング全ての工程において完全室内作業が標準となっています。
お客様のお車は施工が完了するまで、チェック時や移動の場合を除き屋外に出すことはありません。すきま風やチリや埃が舞う環境下での作業は逆にボディーに新たな傷を与えてしまいます。天候などに左右されず安定した施工とハイレベルな仕上がりを求めるためには、完全室内作業が必須条件です。

洗車~コーティング作業まで完全室内作業

■ 専用ブラックブースと特殊照明設備への拘り

外部の光をシャットアウトし、ブラックブースでの作業を可能にする事により、光の乱反射を最大限に防ぎ、ブース内の特殊照明の能力を100%引き出す事が可能です。新車の生産ラインや各ディーラーなどで人の手によって研磨作業を行い、ポリッシャーによって付いてしまったバフ目等の傷が確認出来る新車も数多くあるのが現状です。ボディーの僅かな傷さえもリアルに判断し、作業を確実に行います。またコーティング剤の塗布作業において、ブース内の温度・湿度管理は非常に重要で、仕上がりを左右してしまうため当社では大型空調完備に加え、ブース内全面に優れた断熱処理を施してあるため、温度、湿度を一年中一定に保つことが可能です。更に空気清浄機能の働きでクリアな室内を作り出す事が出来ます。

専用ブラックブースと特殊照明設備への拘り

■ 純水について

純水装置の専門メーカーに依頼して製作してもらった装置を更にカスタムした高度純水を全ての工程での洗車等に使用する事により、最高の下地を作る事が可能になります。水道水では、綺麗に洗いあげて、拭き取っても必ず塗装面には、不純物が残る状態になりますのでクオリティーを上げるには純水は、必需品です。

純水について

■ 下地処理技術(専用ケミカルでの洗浄)

コーティング施工において、塗装面にコーティング被膜をいかに強固に密着させるかという事はとても重要です。「下地処理」の工程の中で、新車でも経年車で研磨を行う場合でも必ず行う作業が数種類の「専用ケミカル」による塗装面の洗浄です。経年車はもちろん、新車でも塗装面の汚れは砂埃だけでなく、通常、目には見えない雨染み、油分、保護フィルムの糊成分など色々な汚れがある状態です。それぞれの汚れにあった専用ケミカルでの完全除去を目的としますが、その「専用ケミカル」による洗浄の中でも最も経験と技術を必要とする作業が「特殊クレンジング作業」です。この特殊クレンジング剤を塗装面に塗り広げると通常では見えない汚れを強力分解し、見る見るうちに浮かび上がらせ、除去する事が出来ます。このクレンジング剤を含めた専用ケミカルでの洗浄を行う事により、汚れ、油分等で埋まっていた細かいキズが 塗装全面に見えるようになるため、この後に行う「研磨」工程を確実に判断するための重要な作業になります。

下地処理技術(専用ケミカルでの洗浄)

■ 下地処理技術(研磨)

土台(塗装面)となる塗装面を限りなくスッピンの状態にして初めて、コーティング剤が本来の性能を100%発揮出来るようになります。「下地処理」の工程の一つに「研磨」があります。
ただ塗装は、間違った「研磨」で削れば、削るほどスカスカな状態になり、耐久性もなくコーティングの定着も難しい状態になり、取り返しがつかなくなってしまいます。それぞれの塗装の状態を見極め、無駄に塗装を削らない最善の研磨技法で行います。

下地処理技術(研磨)

■ コーティングに求めらる性能と当社「専用ケミカル」

有名メーカーのコーティング剤の中には「ケミカルによるメンテナンス」に対する耐性がほとんどなく、数回のメンテナンスでケミカルダメージを受け、コーティング被膜が剥がれおちてしまうものもあります。ケミカルによるダメージを最大限まで抑制できる事は非常に重要なことでもあり、当社オリジナル「エムズコーティング」は専用ケミカルによる耐性が非常に強い為、コーティング皮膜そのものに入るケミカルダメージが限りなく入りにくい事が特徴になります。厳密に言えばコーティング剤に求める性能の中で最も重要な条件です。

コーティングに求めらる性能と当社「専用ケミカル」

■ オリジナル「専用ケミカル」と汚れの種類

塗装面やウインドウガラス面に付着するスケール汚れ、花粉、虫の死骸、鳥の糞、黄砂、鉄粉、油汚れ、泥汚れなどの黒ずみなど…、汚れの種類も様々です。落とさなければならない汚れの種類や程度に応じて効果的にメンテナンスして頂くため、当社では実験・検証を繰り返し、厳選した高品質のオリジナル専用ケミカルをご用意しています。やみくもに強力な製品を使用して塗装面に取り返しのつかないダメージを与えるのではなく状況・素材・目的に応じた見極めが必要でオリジナル「専用ケミカル」の性能・品質には特に拘りをもっています。

オリジナル「専用ケミカル」と汚れの種類

■ スケール汚れ(雨染み、ウォータースポット)についての豆知識

車が汚れたら洗車をしますが、その汚れを洗い落とすのは基本的に水道水(井戸水)しかありません。ご存知の方も多いと思いますが、水道水(井戸水)には不純物が多く含まれています。試しにガラスなどに水道水(井戸水)を垂らして自然乾燥させれば白い斑点が残るのを確認出来ます。これは水道水(井戸水)に含まれるマグネシウムやカルシウムなどが石化したものです。これがいわゆるスケール汚れです。スケール汚れが付いても拭きとればあまり目立ちませんが、一度でもスケール汚れが付くとその部分が核となり、同じ個所に水滴が付着し易くなります。水滴を付着させたまま乾燥させてしまうと次第に痕が目立つようになり、ひどい場合ウォータースポット(陥没)の原因につながってしまいます。また雨水には基本的に蒸発残留物は混ざっていませんが、砂やホコリ等が付着した状態で雨に濡れて長時間放置した場合、塗装面に汚れの「核」がある以上、スケール汚れとなる可能性があり、注意が必要です。

スケール汚れ(雨染み、ウォータースポット)についての豆知識

■ アフターメンテナンスについて

正しい方法を知っていただければ、洗車は意外と簡単で楽しいものです。オリジナルメンテナンスキットに付属の「洗車マニュアル」にて当店だけではなくお客様自身も適時に適切なメンテナンスを覚えて頂けると思います。またお客様ご自身が正しい洗車をする為のサポートや、当社にてコーティング皮膜・塗装にダメージを与えずに汚れを除去するメンテナンスサービス(有料)も行っております。末永く綺麗な愛車をお楽しみいただく為、その全てのサービスが、無理無くご利用いただけるよう心がけております。しかし、洗車方法を間違うと、あっというまに傷つき、美しさを失ってしまいます。洗車方法によってはコーティング被膜にダメージを与えてしまう可能性もあります当社では施工後、「受けるダメージを正しく理解し、正しいメンテナンスを行う」というコーティングの基本をお客様にご理解頂けるように伝える努力を続けさせて頂いております。

アフターメンテナンスについて